Deep Black BoxAIのブラックボックスを、1問ずつ開けて手で動かす。全21問。
Question 13

どの語を見るか

緑の4語にがあります(本物は全部の語に)。 「それ」が探しものを出し、札と向きを比べます。
目標

コーヒーを見る割合を 半分より上 にする

この問題で そう置いた値です。 取り分の合計は 1 なので、半分を超えたら 他の語ぜんぶを足したより、この語を見ている状態になります。
札と探しものは どこから来るのか
x
語のベクトル
─ ×W_qq 探しもの
─ ×W_kk 札
─ ×W_vv 中身
q = W_q · x k = W_k · x v = W_v · x
本物は W_q・W_k・W_v をデータから学習し、向きはその結果です。 このゲームに W はありません。向きは手で置いた数字です。
この問題を解くのに坂は下りません(向きはあなたが手で回します)。 ただし すぐ下の枠で、機械が W を決めるところだけ 見せます。
札(黒)と探しもの(赤)
向きの揃い具合(掛けて足す=内積。まん中の線が 0)
↓ 向きが揃っている語ほど、取り分が多くなります
注目の重み(4つを足すと 1。赤い線が 0.50)
↓ その重みで中身を混ぜた結果 = 次の1語
この問で覚えること
ここでやったのは 自己注意(Self-Attention)です。 語ごとに 探しもの・札・中身 を作り、向きを比べて、 合計1の重みで中身を混ぜる ── これだけの仕組みです。
「それ」が見る先で、次の1語が変わります。4つの取り分を足すと 1 です。
役に立つところ
「それ」が何を指すかは、AIの中では決まっていません。 前のどの語を見るかで、出てくる語が変わります。だから「それ」「これ」で済ませずに 名前で書いたほうが、答えが安定します。