前半 1本で、低いほうを いちばん高く してください (0.250 まで上がります)
後半 2本にして、コーヒー と 新聞 を どちらも 半分より上 に
単一ヘッドでは平均化がこれを阻害するFig.4 の対象語は 'its'。head 5 が 'Law'、 head 6 が 'application' を見ています ── 2ヘッドの分業です。
Isolated attentions from just the word 'its'
新しいのは ① 注目だけ。②③④ は 第1章と 第2章で触った部品です。
注目は語の順番を見ません。だから入口で順番の印を足します(位置エンコーディング)。
足さないと「手がコーヒーに」と「コーヒーが手に」の区別が消えます。
昔(RNN)は1語ずつ順に処理していました。
だから題は "Attention Is All You Need" = RNN は要らない、です。
| よく見る説明 | 原論文では |
|---|---|
| 「it → animal」の可視化図 | ありません。"animal" は全文検索で0件 |
| 「ヘッド1が係り受け、ヘッド3が時制」 | 書かれていません。ヘッドにタスク名は付いていません |
| 「ヘッドは多いほど強い」 | 逆もあります。1組は最良より 0.9 低いが、 32組(25.4)は 8組(25.8)より低い |
| 「内積が最適な測り方」 | 原典が保留しています(Table 3 行B の考察) |
個々の注意ヘッドが明確に異なるタスクを学ぶまでです (§4 末尾 / Table 3 行A)。
| もの | 出どころ |
|---|---|
| α = softmax(q·k / √d_k)、z = Σ α v、 q = W_q x ほか | |
| ÷√d_k の理由(内積の分散は d_k) | 同 §3.2.1 脚注4 |
| 内積が最適とは考えていない | 同 Table 3 行B |
| 単一ヘッドでは平均化が阻害する | 同 §3.2.2 |
| 1組は 0.9 低い/32組は8組より低い | 同 Table 3 行A ほか |
| Fig.4 の対象語は 'its'(Law と application を見ている) | 同 Figure 4 |
| ブロックの式・位置エンコーディング | 同 §3.1 / §3.5, Table 3 行E |
| RNN は1語ずつ順に処理していた | 同 §1 / Table 1 |
| なぜ賢く働くか分かっていない |
語・点数・札の向き・中身は、全部この問題が置いた数字です。実測ではありません。 「LLM がこう出す」ではありません。該当するもの:問12 の6語と点数(東京 3.0 ほか)、 札の向き(コーヒー 0°/机 90°/新聞 180°/手 270°)、 中身(コーヒー→こぼれた 3.0/新聞→やぶれた 3.0)、目標値(半分より上 = 0.500 と、 問12 の 8.0回・2.5通り)。
同じ式に3語(猫 0°/が 90°/それ 60°)を入れて向き 0° にすると 0.456 / 0.225 / 0.320。資料 第1部§6 の作例(0.46 / 0.22 / 0.32)と一致します。
本物は d_k = 64 を 8組、語は数万個。ここでは2次元・4語・最大2組で、 札は W の学習ではなく手で置いています。